子供の吃音とは?
子供の吃音(きつおん)とは、どんなものなのでしょうか?
大人にも多くみられる吃音(きつおん)症ですが、
子供の頃、それも比較的幼い頃に、吃音を発症している事が、ほとんどのようです。
子供の吃音は、特に男の子に吃音症を抱える子が多く、女の子の約3倍にものぼります。
ですが、そのほとんどは10代前後で治まるので、
幼少期の吃音は、それほど心配する必要はないかもしれません。
ただ、小学生〜それ以降になっても治まらない、いわゆる「慢性的吃音症」になる子供の場合、
自然に改善される事は少ないので、対策が必要となるでしょう。
「不安」は吃音の悪化に大きく関係していますが、この事が悪循環を生みだす事が多々あります。

子供は無邪気ゆえに残酷でもあり、
特徴のある話し方を馬鹿にしたりする事もあります。
これによって受ける屈辱は、今後の成長に大きく影響を与えます。
子供が、自己の吃音を嫌悪する事により、会話を極端に拒んだり、
うつ状態になってしまう事や、不登校に陥る可能性も否定できません。
また、子供は多感ゆえ、自分が人よりも劣っているからだと、
悲観的になってしまう傾向があり、社会へ出てもマイナス思考に陥りやすい
大人になってしまう事も懸念されます。
このように、子供の吃音を悪化させない為には、
専門機関での治療や、家族の理解が大変重要になってきます。
家族の不安は、子供には簡単に伝わります。
否定や威圧も、吃音悪化の原因になってしまいますので、絶対に避けてください。
まずは親が子供に、ゆとりを持って接し、プレッシャーから解放してあげる事が何より大切です。
「つらい事があっても、家に帰れば最高の理解者がいる」これ以上の安心はありません。



